訪問看護・介護におけるPT/OTの役割研修:R6年度1回目

令和6年5月29日にヘルパーさんや看護師らの資質の向上のための研修(R6年度の第1回目)を行いました。

「訪問看護・介護における理学療法士・作業療法士の役割について」と題して作業療法士の方が講師としてお話をされました。

まず、理学療法士と作業療法士の業務分野の違いや活動領域の違いの説明がありました。身体の障害のある人の基本的動作の回復を図るのがPT、身体または精神に障害のある方の応用的動作・社会適応の回復を図るのがOTということです。簡単に言えば、歩く・動く・筋力改善などがPT、日常生活動作の改善・精神的支援・高次脳機能障害への支援がOTです。 訪問リハビリでは、病院でできていたことでも自宅で環境・状況の変化に適応させることが大切になります。

病院では改善の度合いを数値化する必要があり評価や実績が重視されます。訪問リハビリでは在宅に即したリハビリの提供や生活訓練が大切となり、そのためPT/OTに求められることも会話の相手も含め多岐にわたります。

グレースでは看護師、ヘルパー、PT/OT/STらが在籍し、協力し合いながら質の高い在宅療養を支えてゆきたいと思います。

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