終活研修会(R5 第4回目)
令和6年2月10日に資質の向上を目的として、ヘルパーさん、看護師さんらが20名ほどが参加した「終活」の研修会を開きました。
講師は葬儀社いわさきの天野さんと(一社)ライフ・サポートの鎌田さんです。
まず、お葬式の準備として最低限しなければいけないことや費用、仏教の宗派の確認、お坊さんや焼き場、親族、場所の都合の調整などのことから、コロナで変わってきたお葬式事情などの説明がありました。
東京都では単身者世帯が50%となり、お一人様の終活が問題となっています。ライフ・サポートとしては、お一人様の終活で必要となる身元保証・身元引受、成年後見人、見守り、買い物代行、病院付き添い、などのほか、相続とは別に、死後事務委任契約として、死後の行政や公共機関への手続き、遺品処分代行、病院・介護施設との精算、賃貸住居の明け渡しなど、お一人様が死後に代行してもらう様々な事項をお話ししていただきました。
質疑応答では、海へ散骨は希望する海を選べるのか? 死後の処置における合掌の手の組み方など、様々なことがテーマとなり、貴重な研修会となりました。