R3年度・入間市高齢者等地域ネットワーク推進会・全体会議と講演会

令和3年11月29日に入間市高齢等地域ネットワーク推進会「全体会議」と「講演会」に、訪問看護事業所連絡会の役員としてグレースから所長が参加しました。この推進会には、高齢者等在宅介護・医療部会と入間市高齢者等見守り部会の2つの事業部会が設置されています。

会場とZOOMによるハイブリッドで行われ、来賓として入間市市長と入間市議会議長もご挨拶をされました。

全体会議では昨年度の事業報告・収支決算と今年度の事業計画・収支予算が出され承認されました。

講演会では埼玉医科大学国際医療センター教授で丸木記念福祉メディカルセンター病院長補佐、在宅療養支援診療所HAPPINESS館クリニック管理者の齋木 実氏が登壇しました。

テーマはACP(アドバンスケアプラニング=人生会議)について「1%の科学と99%の想いやり~寄り添い、支えあう在宅医療」でした。

20年後までは死亡者の数は増え続けるので、在宅での看取りはますます需要となります。在宅医療の対象者は、高齢や慢性疾患で通院の難しい患者様、医療機器や特別な医療処置が必要な方、がんなどのターミナル期を在宅で過ごしたい方などです。「逝き方は、生き方」でありACPが死を迎える心得となります。

ACPとは将来の病状の変化に備え、医療や介護について、ご本人や家族そして医療・ケアチームで繰り返し話し合い患者さんがどのようなケアで死を迎えるかを支援することです。

こうした在宅医療の要として訪問看護があります。そして地域の多職種の医師、歯科医、歯科衛生士、介護事業所、薬局、PT/OT/ST、管理栄養士、MSW、救急隊、介護タクシー、医療機器業者、福祉用具業者、民生委員、ボランティア、社会福祉協議会、市役所、ご近所さん、などのチームを作っていくことが大切で、そのために入間市高齢者等地域ネットワーク推進会の意義があるとのことです。

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