ヘルパー(虐待防止)研修とメンタルヘルス(R3年度3回目)
令和3年11月27日(土)にヘルパー研修として、虐待防止とメンタルヘルスについての内容を行いました。
講師は埼玉県で施設のサービス提供管理者をしている精神保健福祉士と社会福祉士の資格を持つ方です。
「埼玉県における障害者虐待の現状と埼玉県虐待禁止条例(令和2年度)」の資料もとに、講義とグループワークを行いました。
本年度は埼玉県からYouTubeでの虐待防止研修が義務付けられており、すでにその研修ビデオを見ているヘルパーさんもいました。
この研修では、虐待の架空の事例をもとに、どう対応するのが良いのかを皆で話し合い、通報義務はあるものの、通報者としての立場、事実関係の確認、利用者様や職場環境、経営などを考えると、通報のタイミングの難しさも議論となりました。
第2部ではヘルパーとしてよい仕事をするための自分たちのメンタルヘルスについての講義と話し合いを行いました。
ストレスの多い介護の仕事で自らが精神的に参ってしまうと利用者様にも悪影響が出ます。
それを避けるために、気分転換、ストレス発散、相談相手を持つ(事業所内外)、食べる、運動する、利用との関係においては障害者であることを理解し、「あきらめる」、「許す」などの方法が上がりました。
グループワークの多い研修で、日ごろの仕事上で感じていることを皆で共有できたことも研修の成果となりました。