新春に思う
新年あけましておめでとうございます。皆さま、素晴らしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
2020年、干支は「子年、ねずみ年」。ねずみは沢山の子を産むことから繁栄の象徴とされ、今年は「繁栄する年」または「新しい物事や運気のサイクルの始まる年」になるといわれています。
グレース訪問看護リハビリステーションは4年目、グレースホームヘルプは2年目を迎えます。スタッフ一丸となり、より一層、質の高いケアの提供に努めてまいります。今年もよろしくお願いいたします。
さて、皆さまは2020年をどのような年にしたいでしょうか。
正月の読書で「自分に水をやる」(五島 瑳智子 著)を読み有意義な時間を過ごせました。 その中の心に響いた文章を抜粋します。
「じんざい」には4つの漢字がある。
・人財 「何でもできて宝となる人」
・人材 「働きのある役に立つ人」
・人在 「なにもせずいるだけの人」
・人罪 「いるだけで罪になる人」
このなかで私は「人在」については少し違う見方をしています。人在はいるだけで周囲の人を幸せにしてくれるという意味です。特に、家庭やコミュニティにはとても大切な人であると。。。
グレースの職員が目指すべきは人財や人材で、努力を重ね人財になる準備を怠らず、次の世代の人財や人材を育てられる人でありたいと思います。 そして、すべての「じんざい」は周囲が評価するものだということも。。。 この文章に身が引き締まる思いになりました。
今年も多くの人との関わりの中でお仕事をさせて頂くうえで、一期一会を大切に一日一日を過ごしてゆきたいと思いました。
在宅ケアで療養や生活されている方々が、活き活きと過ごせるように、また、それをケアで支える自分たちも活き活きと仕事や家庭も充実できるように努めていきたいと思います。
さあ、今年も笑顔でスタートしましょう。
グレース訪問看護リハビリステーション 所長 小島 典子