介護職員の資質の向上と処遇改善と、それに伴う利用者様へのサービスの質の向上を目指して、グレースホームヘルプでは以下のような取り組みを行っています。令和2年4月1日から開始しています。

1.介護職員のキャリアパスとして、主任ヘルパー、リーダーヘルパー、ヘルパーの3段階をつくり就業規則にも明記しました。職務手当を支給し、介護職員のやる気と技能の向上と定着を図ります。

■ 主任ヘルパー

① 介護福祉士,看護師,准看護師のいずれかの資格を有し、管理者又はサービス提供責任者として下位のヘルパーを指導することができる者  

② 経験等により当法人が前項と同等の能力があると認めた者

■ リーダーヘルパー    

① 介護福祉士資格,看護師,准看護師資格のいずれかの資格を有し、専門性を持ったサービスを提供でき、困難な事例にも対処できる者及び下位のヘルパーを指導できる者  

② 経験等により当法人が前項と同等の能力があると認めた者

■ ヘルパー  

  ① 上位のヘルパーの指導のもとサービス提供ができる者

2.資質の向上の目標とその計画

介護職員の資質の向上を図るため、職員自身のやる気と技能の向上をサポートするため、その目標と研修計画等を定めました。

■ 資質向上の目標:利用者から信頼され、安心して介護を任せられる技能と知識と人間関係を作る。

■ 研修計画等(令和2年度)

所内研修を介護保険と障害福祉サービスでそれぞれ年2回行います。 また、外部講師による外部研修をそれぞれ年1回行います。研修報告や参加の度合いで評価をして、職員へフィードバックします。 さらに、介護福祉士の資格取得を目指す職員には、その費用の一部負担をグレースが行います。

3.職場環境・職員同士の交流の充実をはかり、働きやすく・働きがいのある職場を作っています。

■ 介護職が知識や技能で分からないことは、グレース訪問看護リハビリステーションの看護師らからアドバイスや指導を受けられます。

■ 休憩室や仮眠室、食事の準備のできるキッチンとダイニングを整備するとともに、フィットネスのできる部屋も整備しました。

■ 福利厚生の充実として、勤労者福祉サービスセンターへの加入などをしています。